上達の近道は、まず測り、1つずつ練習し、その練習に合った数字で確かめることです。点数を取る力は3ダーツ平均と100点以上のラウンドに、上がる力は1レグの本数とダブルに入った割合に、まとまりはダーツが刺さる場所に表れます。1つ変えたら同じ形式で投げ直し、1晩ではなく多くのレグで比べましょう。
ソフトダーツのマシンで遊ぶ人は、DARTSLIVE のレーティングが目標になります。DARTSLIVE は、レーティングで今の実力がわかり、上達の目標を立てやすくなると書いています。このページの考え方は、マシンでも家のボードでも同じです。
| 伸ばしたいもの | 測る数字 | 練習 |
|---|---|---|
| 点数の取り方 | 3ダーツ平均、60+、100+、140+ のラウンド | 20のエリアへのラウンド |
| 上がり | 1レグの本数、最高の上がり | 501ダブルアウトのレグ |
| ダブル | ダブルをねらった本数に対する成功 | 1つのダブルずつ、次にレグの中で |
| 計算 | バーストの回数、奇数を残す回数 | 引き算とアレンジ |
| まとまり | ダーツが刺さる場所(ヒートマップ) | 1つの的、毎回同じ構え |
練習の方法を決めた規則や研究は見つからなかったので、以下のドリルは当サイトの提案です。規則と、確かめた計算を元にしています。まったく初めての方はダーツ初心者ガイドからどうぞ。
1. 設置を正しくする
本番と同じ距離で練習しないと、数字が比べられません。ハードダーツはブルの中心が173 cm、スローラインが237 cm(JSFD 競技規則 2-3)、ソフトダーツはスローラインが244 cm です。測り方はダーツボードの高さと距離へ。
2. 今の実力を記録する
いつもの形式でレグをまとめて投げ、3つの数字を書き留めます。3ダーツ平均、1レグの本数、100点以上のラウンド数。1レグだけでは何もわからないので、少なくとも10レグをおすすめします。DARTSLIVE のレーティングも、対人戦を10プレイして初めて算出され、直近30ゲームに比重をおいて計算されます。
平均の計算方法(バーストや上がりの数え方)はダーツ スタッツの計算方法へ。他人の数字ではなく自分の数字と比べる理由はダーツ スタッツの目安で説明しています。
3. 点数の取り方:20のエリア
トリプル20は1本の最高点60で、だから1ラウンドの最高は180です。ボードで20の両隣は5と1なので、横にぶれると点数を失います。
提案する点数のドリル:
- 20のエリアに3本ずつ10ラウンド投げます。
- 合計を10で割ります。これがこのドリルの3ダーツ平均です。
- 練習の最初に毎回行い、数字を記録します。
マシンで遊ぶなら、カウントアップ(8ラウンド24本の合計)が同じ役割をします。DARTSLIVE は一人の練習にもぴったりとし、トリプルより面積の大きいブルをねらうこと、ブルがむずかしければ19、7、16のエリアを攻めることをすすめています。
ドリルの数字が上がってもレグの平均が上がらないなら、次は上がりを見直します。
4. ダブルとアレンジ
ダブルアウトでは、どのレグも最後はダブルかブルです(JSFD 2-7)。ダブルの腕前が、1レグに何本かかるかを決めます。役に立つことが2つあります。
外しても次のダブルが残る点数を知る。 ダブルをねらって内側のシングルに入ると、残りは半分になります。40以下の偶数で計算しました。
| 残り | ねらう | シングルに外しても続くダブル |
|---|---|---|
| 32 | D16 | 16(D8)、8(D4)、4(D2)、2(D1) |
| 16 | D8 | 8(D4)、4(D2)、2(D1) |
| 8 | D4 | 4(D2)、2(D1) |
| 40 | D20 | 20(D10)、10(D5) |
| 24 | D12 | 12(D6)、6(D3) |
| 4 | D2 | 2(D1) |
| 36 | D18 | 18(D9) |
| 28 | D14 | 14(D7) |
| 20 | D10 | 10(D5) |
| 12 | D6 | 6(D3) |
| 38、34、30、26、22、18、14、10、6 | 半分 | なし:シングルに入ると奇数が残る |
| 2 | D1 | なし:シングル1で1が残り、ダブルアウトではバースト |
ダブルを1つずつ練習する。 提案するダブルのドリル:ダブルを1つ選んで30本投げ、何本入ったかを記録します。その割合が、そのダブルの物差しです。そのあとレグを投げ、1レグの本数が減るかを見ます。試合での同じ考え方がアレンジ成功率です。
170以下のダブルアウトの上がり方はダーツ アレンジ表、考え方はダーツ アレンジとはへ。
5. 計算
暗算が速くなくてもうまくはなれますが、何が残るかは知っておく必要があります。まちがいの多くは2つのルールで防げます。
- バーストしない。 残りより多く取る、1を残す、ダブル以外で0にすると、ラウンドがまるごと消え、それでも平均では3本と数えます(JSFD 2-7)。細かいケースはダーツのバーストとはへ。
- 偶数を残す。 奇数のときは先にシングルが要ります。41なら9で32が残りますが、20だと21が残り、もう1本シングルが必要です。
練習には、何レグか手で点数を書き、引き算を1つずつ確かめるのが役立ちます(ダーツの点数計算のやり方)。
6. うまくいったことは変えない
正しい持ち方や構えを1つに決めることはしません。規則は決めておらず、規則が決めているのは足の位置(ラインを越えない、JSFD 2-4)だけです。練習を測れるものにするのは、同じであることです。同じ構え、同じ持ち方、同じ距離。そうすれば、何か1つ変えたとき、効果があったかが数字に出ます。一番直接的なのは、ダーツが刺さる場所です。構え、持ち方、ねらい方、離し方はダーツの投げ方へ。
7. 試合のように練習する
大会では、試合前の練習は少ししかできません。JSFD の規則では6本です(JSFD 4-7)。同じ本数でウォームアップし、そのあと試合と同じ形式でレグを投げると、練習が本番に近づきます。マシンのリーグに出るならシングル上がり、ハードダーツの大会ならダブルアウトで練習しましょう(ダブルアウト・マスターアウト・シングルアウトの違い)。プレッシャーの中で落ち着くためのルーティンはダーツのメンタルへ。
Darts Counter で見る数字
家のボードやハードダーツの練習なら、アプリで記録できます。メニューは英語表示です。アプリで記録される数字を確認しました。
- レグの途中: 各プレイヤーの3ダーツ平均と投げた本数、残り170以下のアレンジの提案。
- Statistics: Average Ø、Darts/leg、Max. Checkout、Max. Score、ダブルとトリプルに入った割合(On Double、On Triple)、60+、100+、140+、180のラウンド、取ったレグとセット。
- Advanced statistics: ダーツが刺さる場所と上がったダブルのヒートマップなど。広告の動画を見る、買い切りの購入、サブスクリプションのいずれかで使えます。
試合のまとめと統計の平均は、レグの平均の平均です(計算方法で説明)。First 9 平均、カウントアップ、練習用のゲームモード、レーティングはまだありません。ドリルはボードで投げ、レグはアプリで数える、という使い方になります。ダーツマシンとは連動しないので、マシンでの練習はマシンの記録で見てください。
今の実力のレグを Darts Counter で投げ、数週間練習したら、同じ数字に戻って比べましょう。全ゲームを無料でカウントできます。
出典
執筆:FLAME Apps(2015年から Darts Counter を開発)。2026年9月28日確認。
- 一般社団法人 JSFD 競技規則(2025年3月改訂)2-3、2-4、2-7、4-7
- DARTSLIVE 実力が分かるレーティング(目標設定、算出の条件)
- DARTSLIVE はじめてのダーツ:カウントアップのルール(一人の練習、ブルと19、7、16のエリア)
- ダーツハイブ:知っていました!?ダーツの距離について(ソフトダーツ244 cm、ダーツ用品店の解説)
- WDF Playing and Tournament Rules(第20改訂版、英語)
- 外したあとのダブルの表:当サイトの計算
- Darts Counter のアプリのコード(統計)
