ダーツ スタッツの計算方法:3ダーツ平均(PPR)とPPDの出し方

ダーツのスタッツ(3ダーツ平均、PPR、PPD)の計算方法を例で解説。バーストの数え方、501の本数と平均の早見表、マシンの80%スタッツとの違いも説明します。

更新日 2026年9月28日 · 6 分で読めます

01のスタッツ(3ダーツ平均)は、取った点数の合計÷投げた本数×3で計算します。501を15本で上がったら 501÷15×3=100.2 です。バーストは0点の3本として数え、上がりのラウンドは実際に投げた本数だけを数えます。3を掛けずに1本あたりで出した値が PPD(Points Per Dart)、1ラウンドあたりの値が PPR(Points Per Round)で、PPR は3ダーツ平均と同じものです。

知りたいもの 計算式 例(501を18本で上がり)
3ダーツ平均(PPR、01のスタッツ) 合計点÷本数×3 501÷18×3=83.5
PPD(1本あたり) 合計点÷本数 501÷18=27.83
平均から必要な本数 501×3÷平均 501×3÷83.5=18本

3ダーツ平均の式

1ラウンドは最大3本です。3ダーツ平均は「1ラウンドで何点取れるか」を表すので、1本あたりの点数に3を掛けます。英語版 Wikipedia の定義も「合計点を投げた本数で割り、3を掛ける」です。

数え方で結果が変わるポイントが2つあります。

  1. バーストは3本と数えます。 1本目や2本目でバーストしても、そのラウンドは3本投げたものとして数えます。PDC の大会で使われる DRA の規則も、3本未満でのバーストをラウンドの終わりとしています(DRA 6.2.6.3)。
  2. 上がりは投げた本数だけ。 1本目や2本目で上がったら、そのラウンドは投げた本数だけを数えます(DRA 6.2.6.2)。

計算例:501の1レグ

ラウンド 本数 点数 残り
1 3 100 401
2 3 60 341
3 3 85 256
4 3 140 116
5 3 41 75
6 3 45 30
7 2(10、D10) 30 0
合計 20 501

3ダーツ平均:501÷20×3=75.15

ラウンド数で割って 501÷7=71.57 とするのはよくある間違いです。2本で上がったラウンドを3本投げたことにしてしまうので、3ダーツ平均にはなりません。

同じレグでバーストした場合

残り30で、シングル20、シングル10と投げたとします。ダブル以外で0になったのでバーストで、残りは30に戻り、このラウンドは0点の3本です。次のラウンドの1本目で D15 に入れて上がりました。

  • 本数:18(ラウンド1から6)+3(バースト)+1(D15)=22本
  • 3ダーツ平均:501÷22×3=68.32

このレグでは、1回のバーストで平均が約7点下がりました。

501の本数と平均の早見表

501のレグを取ったとき、そのレグの平均は上がりまでの本数だけで決まります。上の式で計算した表です。

上がりまでの本数 3ダーツ平均(PPR) PPD
9(9ダーツ) 167.00 55.67
12 125.25 41.75
15 100.20 33.40
18 83.50 27.83
21 71.57 23.86
24 62.63 20.88
27 55.67 18.56
30 50.10 16.70
36 41.75 13.92
45 33.40 11.13
60 25.05 8.35

負けたレグは501ではなく、実際に取った点数で計算します。24本で360点取ったところで相手が上がったなら 360÷24×3=45 です。

試合全体の平均

試合やその日全体の平均は、全部の点数と全部の本数を足してから同じ式で計算します。レグごとの平均を平均すると、短いレグと長いレグが同じ重さになるので、数字が変わります。

点数 本数 レグの平均
レグ1(勝ち) 501 18 83.50
レグ2(負け) 360 24 45.00
全部の本数で計算 861 42 861÷42×3=61.50
レグの平均の平均 (83.50+45.00)÷2=64.25

どちらも計算としては正しい数字ですが、測っているものが違います。公表されている平均と比べるときは、全部の本数で計算する方法を使いましょう。

マシンのスタッツ(80%スタッツ)との違い

ソフトダーツのマシンのスタッツは、同じ「1ラウンドあたりの平均」でも数え方が違います。DARTSLIVE の解説によると次のとおりです。

  • 80%スタッツ: DARTSLIVE が採用し、レーティングもこれを元に計算します。01はゲームが80%進んだ時点で確定し、501なら残り100以下、301なら残り60以下になると、その後のバーストや低い点数は影響しません。上がりのデータは反映されません。
  • 100%スタッツ: ゲーム終了時に確定します。DARTSLIVE ではプレミアム+プランの機能です。
  • 反映されないプレイ: 一人でのプレイ、「ロボライバル」との対戦、インオプションやブルオプションを設定した01などはスタッツに反映されません。

つまりマシンのスタッツは、上がりに苦労したレグでも下がりにくいしくみです。このページの式で計算する平均(上がりのダーツもバーストも全部数える)とは、同じ腕前でも数字がずれます。また、ファットブルでブルが50点になるマシンと、ブルが25点と50点に分かれるハードダーツのボードでも、同じ投げ方で点数が変わります。比べるときは同じ条件の数字どうしにしましょう。

クリケットのスタッツは MPR(Marks Per Round、ラウンドあたりのマーク数)で、合計マーク数÷本数×3 です。PHOENIX の画面でも「01GAME PPD」「CRICKET MPR」と表示されています。

First 9(ファースト9)平均

各レグの最初の9本だけで出した平均です。上がりの前の点数の取り方がわかります。最初の9本で100、60、85なら、そのレグは 245÷9×3=81.67 です。

Darts Counter の平均の出し方

アプリのコードを読んで確認した内容です。Darts Counter のメニューは英語表示です。

  • レグの途中では、各プレイヤーの横に、そのレグの点数÷本数×3 の平均が小数点以下2桁で表示されます。
  • バーストは、どのダーツでバーストしても0点の3本として数えます。
  • 上がりは投げた本数だけを数えます。
  • Double In では、最初のダブルまでのダーツは点数になりませんが、本数には数えます。
  • 試合のまとめと Statistics の画面は、レグの平均の平均(上の表の64.25の方式)です。全部の本数で計算したい場合は、まとめ画面の合計本数を使ってください。
  • PPD や MPR の表示、80%スタッツ、First 9 平均はありません。レーティングもありません。

家のボードで投げるたびに引き算と平均の計算をしたくないときは、Darts Counter が1本ごとに3ダーツ平均を更新して、プレイヤーごとに保存します。全ゲームを無料でカウントできます。

どのくらいならうまいの?

平均の目安はダーツ スタッツの目安で扱っています。マシンのレーティング表は DARTSLIVE が公開していますが、上のとおり数え方が違うので、手計算の平均にそのまま当てはめることはできません。

出典

執筆:FLAME Apps(2015年から Darts Counter を開発)。2026年9月28日確認。

よくある質問

知っておきたいこと

ダーツのスタッツとは何ですか?

1ラウンド(3本)あたりの平均点のことです。DARTSLIVE の解説では、ゼロワンのスタッツは各ラウンドの平均得点、クリケットのスタッツはラウンドごとの平均マーク数と説明されています。

01のスタッツはどう計算しますか?

取った点数の合計を投げた本数で割り、3を掛けます。501を18本で上がったなら501÷18×3=83.5です。3を掛けない値(1本あたり)が PPD です。

バーストしたラウンドはどう数えますか?

0点の3本として数えます。1本目や2本目でバーストしても3本扱いなので、平均は下がります。上がりのラウンドは実際に投げた本数だけを数えます。

80%スタッツとは何ですか?

DARTSLIVE が採用しているスタッツで、ゲームの80%が進んだ時点で確定します。501なら残りが100以下になった時点で、その後のバーストや低い点数はレーティングに影響しません。手計算やアプリの平均とは数え方が違います。

PPR と PPD の違いは?

PPR は1ラウンドあたりの点数(3ダーツ平均と同じ)、PPD は1本あたりの点数です。PPD に3を掛けると PPR になります。PHOENIX の画面では01のスタッツが PPD と表示されます。

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