ダーツボードの高さと距離:ソフトダーツとハードダーツのスローライン

ダーツボードの高さは床からブルの中心まで173 cm。距離はハードダーツ237 cm、ソフトダーツ244 cm。JSFD の競技規則と測り方、対角線での確認、家での設置の注意点。

更新日 2026年9月28日 · 6 分で読めます

ダーツボードは、床からブルの中心までが173 cm になるように掛けます。スローラインまでの距離は、ハードダーツ(スティールダーツ)が237 cm、ソフトダーツが244 cm です。距離はボード面の真下から床の上で測ります。ハードダーツの数字は日本の WDF 加盟団体 JSFD の競技規則、ソフトダーツの数字はダーツ用品店ダーツハイブの解説によります(日本のソフトダーツ団体の規則文書は確認できていません)。

ハードダーツ ソフトダーツ
ブルの中心の高さ 173 cm(JSFD 2-3) 173 cm(ダーツハイブ)
スローラインまでの距離 237 cm(JSFD 2-3) 244 cm(ダーツハイブ)
斜めの距離(ブルの中心から床のライン) 約293 cm(計算) 299 cm(ダーツハイブ)、約299 cm(計算)
参考:米国の規則 5フィート8インチ、7フィート9 1/4インチ(ADO) 5フィート8インチ、8フィート(NDA)

斜めの距離の計算は、三平方の定理によります。ハードダーツは √(1.73²+2.37²)=約2.934 m、ソフトダーツは √(1.73²+2.44²)=約2.991 m です。

高さ:173 cm

高さは床からブルの中心までで、ボードの上端までではありません。JSFD の競技規則は、オーキー(スローライン)と同じ水平面から、ブルの中心線を通る水平線までを1.73 m と定めています(JSFD 2-3)。WDF の規則も1.73 m です(WDF 6.01)。

  • 立つ面から測ります。 マットや台の上で投げるなら、その面から173 cm です。
  • 20を一番上に。 JSFD の規則では、ボードの頂点には色の濃いほうの区分を20として配置します(JSFD 2-3)。
  • まず掛けてから測る。 ボードや金具によって、ブルの位置は変わります。掛けてからブルの中心までを測って調整しましょう。

距離:ハードダーツは237 cm

JSFD の競技規則では、ボード表面の中心から床に下ろした垂線の位置から、オーキーまでの距離が237 cm です(JSFD 2-3)。WDF も2.37 m です(WDF 6.02)。

  • 壁ではなく、ボードの表面から。 ボードと金具は壁から出ているので、壁から測ると近すぎます。
  • オーキーの決まり。 JSFD の規則では、オーキーは長さ61 cm 以上、高さ3 cm 以上10 cm 以下で、大会ではオーキーの代わりにスローイングラインを使うこともできます。どちらでも、ラインを越えて投げてはいけません。ラインの延長線上から投げるのはかまいません(JSFD 2-3、2-4)。

距離:ソフトダーツは244 cm

ダーツハイブの解説は「ソフトダーツ(先がプラスティック製のもの)はボード表面真下からスローライン先端までで244cm、ハードダーツ(先が金属製のもの)は237cm」とし、高さは両者とも173 cm としています。米国のソフトダーツ団体 NDA の規則も8フィート(96インチ、約243.8 cm)です。

  • 壁掛けの電子ボードは厚みに注意。 同じ解説によると、奥行き約3 cm の DARTSLIVE Home を壁に掛けた場合、壁からスローラインまでは約247 cm になります。
  • 斜めに測る道具もあります。 ボードの中心からスローラインまでの斜めの距離(ソフトダーツで299 cm)を測るメジャーを使えば、ボードの厚みを気にせずに位置を決められる、と同じ解説は紹介しています。

237 cm と244 cm の差は7 cm です。マシンで遊ぶ人が家で練習するなら、244 cm に合わせましょう。ハードダーツの大会に出るなら237 cm です。

対角線で確かめる

ブルの中心から、床のスローラインまでの斜めの長さを測ります。ハードダーツなら約2.93 m、ソフトダーツなら約2.99 m です。この長さが合っていれば、高さと距離の両方が合っています(三平方の定理で、高さと距離から決まるため)。WDF の規則は、ハードダーツの対角線を2.93 m としています(WDF 6.03)。

必要なスペース

家にボードを掛けるときの目安を、規則の数字から計算します。

  • 奥行き: ボードの表面からスローラインまで237 cm か244 cm、そこに立って投げるスペースが加わります。JSFD の規則はオーキーの後ろの広さを定めていません。フランスの団体 FFD はオーキーの後ろに1.22 m 以上を求めていて、それに合わせると 2.44 m+1.22 m=約3.66 m(ソフトダーツ)、2.37 m+1.22 m=約3.59 m(ハードダーツ)になります(当サイトの計算)。
  • 横幅と天井: JSFD の規則には横幅や天井の高さの最低値はありません。投げる腕が壁や天井に当たらないか、実際に構えて確かめましょう。
  • 照明: 競技の進行に支障のない明るさで、選手の投げる妨げにならないように設置する、というのが JSFD の決まりです(JSFD 2-3)。

車いすの選手

WDF の規則は、障がいのある選手の大会では、加盟団体がボードの高さやオーキーを変えられるとしています(WDF 6.08)。JSFD の競技規則には、車いすの選手の高さについての記載は見つかりませんでした。

ボードを掛けたら

最初のゲームを数えてみましょう。ハードダーツのボード、点数を数えないボード、磁石のボードなどでは、Darts Counter が X01 とクリケットの点数を計算し、レグごとに3ダーツ平均を記録します。メニューは英語表示で、ダーツマシンや電子ボードとは連動しません(1本ずつ手で入力します)。全ゲームを無料でカウントできます。

はじめての方はダーツ初心者ガイドから、ボード選びの途中ならソフトダーツとハードダーツの違いとダーツボードの種類もどうぞ。

出典

執筆:FLAME Apps(2015年から Darts Counter を開発)。2026年9月28日確認。

よくある質問

知っておきたいこと

ダーツボードの高さは?

床からブルの中心まで173 cm です。JSFD の競技規則(ハードダーツ)と、ソフトダーツについてのダーツ用品店の解説のどちらも173 cm で、ソフトとハードで違いはありません。ボードの上端ではなく、ブルの中心で測ります。

ダーツを投げる距離は?

ハードダーツは237 cm(JSFD 競技規則)、ソフトダーツは244 cm です。どちらもボード面の真下からスローラインまでの床の上の距離で、壁から測るのではありません。

ソフトダーツの距離はなぜ244 cm なのですか?

違いの理由を説明した公式資料は見つかりませんでした。ソフトダーツとハードダーツでは、別々の数字が使われています。米国のソフトダーツ団体 NDA の規則も8フィート(約244 cm)です。日本のソフトダーツ団体の規則文書は、このページでは確認できていません。

対角線の長さは?

ブルの中心から床のスローラインまでの斜めの長さで確認できます。ハードダーツは約2.93 m、ソフトダーツは約2.99 m(173 cm と各距離からの計算)です。ダーツ用品店の解説はソフトダーツの斜めの距離を299 cm としています。

壁掛けのボードはどこから測りますか?

ボードの表面からです。ボードや本体に厚みがあるので、壁から測ると近くなりすぎます。ダーツ用品店の解説では、奥行き約3 cm の DARTSLIVE Home を壁に掛けると、壁からスローラインまでは約247 cm になるとしています。

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