ダーツボードの種類:ハードボード、電子ボード、マグネット

ダーツボードの種類を比較。ハードダーツのブリッスルボード、ソフトダーツの電子ボード、マグネット、コルクや紙のボード。大会で使えるか、家で使うならどれかを解説。

更新日 2026年9月28日 · 5 分で読めます

ダーツボードは主に4種類です。ブリッスルボード(麻の繊維を固めたもの)はハードダーツ(スティールダーツ)の標準で、日本の WDF 加盟団体 JSFD の大会で使えるのはこのタイプです。電子ボードはプラスチックの先端のソフトダーツ用で、点数を自分で数えます。マグネットボードは先端の代わりに磁石でくっつくダーツを使い、当サイトが読んだどの規則にも出てきません。コルクや紙のボードは安価なハードダーツ用で、大会で認めている団体は見つかりませんでした。

種類 ダーツ 点数を自動で数える 大会で使えるか
ブリッスル(麻) スティール(金属の先端) いいえ JSFD、WDF など
電子ボード ソフト(プラスチックの先端) はい ソフトダーツのリーグや大会(メーカーごと)
マグネット 磁石のダーツ いいえ 見つからず。NDA は禁止
コルク、紙 スティール いいえ 見つからず(規則はブリッスルを求める)

ブリッスルボード(ハードダーツ)

麻(サイザル)の繊維を束ねて固め、円盤にしたボードです。スティールダーツの先端は穴をあけるのではなく、繊維の間に押し込まれます。

JSFD の競技規則は「JSFDが承認したブリッスルタイプのダーツボードを用いなければならない」とし、1から20の時計の並び、インナーブル50点、アウターブル25点、トリプル3倍、ダブル2倍のボードと決めています(JSFD 2-2)。主な寸法です(JSFD 2-3)。

部分 寸法
ダブル、トリプルのリングの幅(従来型ワイヤーボード、内側から内側) 8.0 mm(±0.2 mm)
インナーブルの内径 12.7 mm(±0.2 mm)
アウターブル(25)のリングの内径 31.8 mm(±0.3 mm)
ダブルワイヤーの外側からブルの中心まで 170.0 mm(±0.2 mm)
トリプルワイヤーの外側からブルの中心まで 107.0 mm(±0.2 mm)

ボードの頂点には、色の濃いほうの区分を20として配置します(JSFD 2-3)。

ワイヤーと「ブレード」

区分を分ける金属の網をスパイダーと呼びます。JSFD の規則は、従来型のワイヤーボードのほかに、STRIP 素材のボード(頂点から頂点で9.6 mm)の寸法も載せています(JSFD 2-3)。WDF の規則は、断面が丸、三角、ひし形のワイヤーや、とがった縁の帯状の素材を認めています。「Blade」は Winmau のボードのシリーズ名で、たとえば Scolia のショップは Winmau Blade 6 を極細の60度のワイヤーの麻のボードと説明しています。ブレードも、ブリッスルボードの一種です。

電子ボード(ソフトダーツ)

電子ボードの面には小さな穴があり、ソフトダーツのプラスチックのチップがそこに引っかかります。ボードが区分を検知して点数を数えます。

日本では、ダーツバーなどに置かれている DARTSLIVE や PHOENIX のマシンのほかに、家庭用の電子ボードがあります。DARTSLIVE は、スマートフォンアプリと連動する家庭用ボード DARTSLIVE Home を出していて、ダーツ用品店の解説によると、本体の奥行きは約3 cm です。ソフトダーツのスローラインは244 cm です(ダーツボードの高さと距離)。

ソフトダーツのマシンや電子ボードでは、ゲームによってブル全体を50点とする方式(ファットブル)と、25点と50点に分ける方式があります。

マグネットボード

先端の代わりに磁石でくっつくダーツを使うボードです。当サイトが読んだ規則(JSFD、WDF、NDA、DSAB など)には、マグネットボードの規定がありません。米国のソフトダーツ団体 NDA は、マグネットダーツをリーグで使うことを禁止しています。先がとがっていないのが利点です。規則がないので、寸法が上の数字どおりである保証もありません。試合の練習に使うなら、一度測ってみましょう。

コルク、紙のボード

英語版 Wikipedia は、質のよいボードは今も麻で作られ、安価なボードにはコルクや巻いた紙のものがある、と書いています。JSFD の規則はブリッスルボードを求めているので、試合用のボードにはなりません。ブリッスルボードと同じスティールダーツで遊べます。

どのボードが合うか

  • ハードダーツの大会や、ハードダーツの店で遊ぶ: JSFD の寸法のブリッスルボード。ブルの中心を床から173 cm、スローラインを237 cm に(JSFD 2-3)。
  • ダーツバーのマシンやソフトダーツのリーグで遊ぶ: 同じ種類のダーツが使える電子ボードで練習。距離は244 cm。違いはソフトダーツとハードダーツの違いへ。
  • 家で気軽に遊ぶ: どのボードでもかまいません。ダーツはボードに合わせます。ブリッスル、コルク、紙にはスティールのポイント、電子ボードにはプラスチックのチップ、マグネットボードには磁石のダーツ。

当サイトは、ボードのブランドや製品のおすすめはしません。並べて試しておらず、規則が決めているのは寸法だけで品質ではないからです。ダーツの選び方はダーツの選び方へ。

点数を数えないボードで遊ぶなら

ブリッスル、マグネット、コルク、紙のボードは、点数を数えてくれません。そこで役に立つのが点数計算アプリです。Darts Counter では1本ずつ入力すると、引き算、バーストの判定、アレンジの提案をします。メニューは英語表示です。電子ボードやダーツマシンとは連動しないので、電子ボードで遊ぶならボードやメーカーのアプリで数えてください。全ゲームを無料でカウントできます。

出典

執筆:FLAME Apps(2015年から Darts Counter を開発)。2026年9月28日確認。

よくある質問

知っておきたいこと

ダーツボードの種類は?

主に4つです。ハードダーツ用のブリッスルボード(麻)、ソフトダーツ用の電子ボード、磁石で刺さるマグネットボード、安価なコルクや紙のボード。点数を自動で数えるのは電子ボードだけです。

家庭用にはどのボードがいいですか?

遊びたい場所に合わせます。ダーツバーのマシンやソフトダーツのリーグで遊ぶなら電子ボード、ハードダーツの大会に出るならブリッスルボード。どれが一番よいという決まりはなく、当サイトでは製品の比較やおすすめはしていません。

マグネットダーツは大会で使えますか?

当サイトが読んだ規則(JSFD、WDF、NDA など)にはマグネットボードの規定がなく、米国のソフトダーツ団体 NDA はマグネットダーツをリーグで禁止しています。

電子ダーツボードとスマホアプリは連動しますか?

メーカーのアプリと連動する電子ボードがあります。DARTSLIVE Home はスマートフォンアプリと連動する家庭用ボードです。Darts Counter は電子ボードと連動しないアプリで、点数を数えないボード向けに手で入力して使います。

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